アニメーションの関連図
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この図は、アニメーションの連携がどの様に動作するかを表したものです。
既に御覧頂いております個々のクラスの御紹介は済んでおります。
初めにFbxSceneが存在する理由は、アニメーションノードがこのクラスを必要とするからです。
FbxScneはFbxAnimStackへのリンクを保持します。これは図の左側です。
このFbxAnimStackが一番上のアニメーションコンテナーとなります。
このFbxAnimStackはFbxAnimLayerを保持します。
FbxAnimStackは複数のアニメーションレイヤーを保持可能です。
このアニメーションレイヤーにてブレンディングの評価を行い、アニメーションスタックにてアニメーションの生成が行われます。
でアニメーションレイヤーではアニメーションカーブノードのコレクションを保持しています。(コレクションについては先日御紹介させて頂いております)
これらのカーブノードは異なる属性の値が定義されます。
属性とはFbxPropertyを意味しております。
ここでの注意として、アニメーションカーブノードはアニメーションレイヤーに一つだけ接続が可能です。
そして、アニメーションカーブはアニメーションカーブノードに接続し、更にカーブノードは属性に接続します。

アニメーションをしないものが、残りの図右側になります。
FbxSceneはFbxObjectへのリンクを保持し、FbxObjectはFbxPropertyを保持しております。