C++ の Hello World サンプル プロジェクトを設定する

コマンド プラグインを作成する最初の演習では、Maya 出力ウィンドウに「Hello World」を出力するコマンド プラグインを作成します。

ビルド環境を設定する」の手順に従って環境を設定した後、helloWorld という名前のフォルダを作成し、そのフォルダ内に helloWorld.cpp というファイルを作成します。

任意のエディタまたは IDE を使用して、コードを記述します。CMake を使用して、プラグインのビルドに使用する Visual Studio プロジェクト、Xcode プロジェクト、または makefile を生成します。

C++ コードhelloWorld.cpp ファイルにコピーします。このコードのウォークスルーは、「説明された C++ の Hello World のサンプル」で説明されています。

このプロジェクトの CMakeLists.txt ファイルを作成し、helloWorld フォルダに保存します。

cmake_minimum_required(VERSION 3.22.1)

set(PROJECT_NAME helloWorld)
project(${PROJECT_NAME})

include($ENV{DEVKIT_LOCATION}/cmake/pluginEntry.cmake)
  
set(SOURCE_FILES
    helloWorld.cpp
)

set(LIBRARIES
    OpenMaya Foundation
)
  
build_plugin()

CMake を使用してコードのプロジェクトを生成します。

注: macOS では、オプションで arm64 アーキテクチャと Intel x86_64 アーキテクチャの両方のプロジェクトを生成できます。詳細については、「CMake を使用してビルドする」を参照してください。

プロジェクトまたは makefile が生成されたら、Visual Studio または Xcode でプロジェクトを開き、そこからプラグインをビルドするか、CMake を再使用してプラグインをビルドすることができます。

cmake --build build

これで、プラグイン マネージャを使用してプラグインを Maya にロードできるようになりました。プラグイン マネージャにアクセスするには、Maya メニューのウィンドウ > 設定/プリファレンス > プラグイン マネージャ(Window > Settings/Preferences > Plug-in Manager)を使用します。

プラグインがロードされたら、Maya コマンド ウィンドウで helloWorld を実行します。

あいさつが Maya 出力ウィンドウに出力されます。