コマンドには、引数とフラグの両方を指定できます。
フラグはコマンドに対する名前付きのオプションです。例:
cmds.polyCube( sx=10, sy=15, sz=5, h=20 )
「sx」、「sy」、「sz」、「h」はコマンド フラグです。
コマンド引数には名前が関連付けられていません。コマンド引数は常に、コマンドに対する呼び出しの先頭、コマンドのフラグの前に配置されます。例:
cmds.group( 'circle1', 'sphere1', n='group1' )
'circle1' と 'sphere1' はコマンド引数です。これらはオプションの「n」フラグの前に配置されます。
コマンドで引数またはフラグを処理する場合は、registerCommand() にコマンドの引数構文を含める必要があります。
mplugin.registerCommand( kPluginCmdName, cmdCreator, syntaxCreator )
syntaxCreator はフラグと引数を定義する MSyntax オブジェクトです。フラグを追加するには MSyntax.addFlag()、引数を追加するには MSyntax.addArg() を使用します。
MSyntax オブジェクトを doIt 関数で解析するには、MArgParser クラスおよび MArgList クラスを使用します。